1999年6月 創刊号

 
   

 
   
 

 
   
 

     
 

ご存知ですか その1

 
   

 
   
   

     
 

 出桁(だしげた)造りの特徴ある本店は、小田原市建築百景の一つに入っています。かつては職人通りと称し、さまざまな職業を持った人達で賑わっていた萬町(よろっちょう)と今でも呼ばれる通りにあり、どっしりとしたたたずまいをみせています。
 残念なことに、関東大震災で創業時のお店は倒壊しましたが、その直後に再建され、現在もその130年余りののれんを守り続けています。
 災難を逃れ、僅かに残った歴史の品を集め、本店内に「
丸うかまぼこ伝統館」を造りました。本店においでの際は、是非ご覧になってください。
 なお、伝統館の展示品につきましては、次回より順次ご紹介していく予定です。

 
   

 
 

   
     
   
 

     
 

店主のおすすめ

 
   

 
   
   

 

 
       

 
       
     
   
 

     
 

 店主は酒が大好きです、特に日本酒にはがありません。というわけで、今回は日本酒のお話です。
 個人的には辛口のしかもコクのある冷酒が好みですから、たとえば旅にでも出れば、そういう類の酒を探すのも楽しみのひとつになっています。今まで出会った中では、新潟の「
不見の」、和歌山の「の鶴」など、どれも希少な酒のようで、そのありがたさも手伝って味は身にも心にもしみます。
 そのおともに、きりっと冷えたきめの細やかな丸うの蒲鉾にわさびづけ……至福のひとときです。

 
   

   
 

     
 

丸うの職人2 田代勇輔

 
   

 
   
 

 

     
 

 全国の蒲鉾屋の中で蒲鉾技能士第一号の資格を持ち、丸う蒲鉾の伝統と品質を守ってきた職人です。また、全国でも数少ない細工蒲鉾の技を磨き伝えることによって、数々の栄誉を受けている丸うの四代目です。
 現在は会長職のかたわら、本店で蒲鉾の手づくり実演を披露しています。
 時折、テレビに出演することもあって、地元小田原のちょっとした有名人でもあります。

 
   

 
   
   
 

     
 

季節の蒲鉾

 
   

 
   
   

     
 

緑と白の詰め合わせ

 お線香の煙が絶えることがないお盆の行事には、餅菓子のように緑と白の組合せの習慣が蒲鉾にも古くからあったようです。
 緑は樹々の霊や日常の平安の意味があり、祖先に守られて安穏無事であることに感謝する気持ちを表しています。
 ご注文により製造いたしますので、ご利用ください。緑・白2本組よりお受けいたします。

 
   

 

 
   
   
 

     
 

こだわりの素材 その1

 
   

 
   
   

     
 

 第1回は「水」。水は、「さらし」という工程で大量に使われています。
 これは、魚の身を水で洗い、蒲鉾づくりには不要な油や血液などをとり除く作業で、魚のすり身をつくるときに最も大切な工程です。つまり、「
さらし」に使われる「水」の性質が蒲鉾に最も影響を与えていると言えます。
 ここ小田原の富士・箱根山系の地下水は、カルシウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラル分を適度に含むやや硬質の水で、魚肉の旨みを引き出すだけでなく弾力も増してくれる、まさに「
さらし」のための水なのです。
 本店売場の隅にある湧水井戸は、この清澄な地下水を今もなお届けてくれるだけでなく、四季を通じて変わらぬ情緒をかもし出す、言わば「
いのちの水」なのです。お店にいらしたお客様にはこの「いのちの水」で淹れたお茶を楽しんでいただけます。どうぞ、大切に守られているこの水も、ゆっくり味わってくださいませ。

 
   

 

 
   
   
 

     
 

この夏の自信作

 
   

 
   
 

     
 

夏、ひんやり 焼蒲鉾

 
   

 

     
 

 小田原蒲鉾は江戸時代の頃、箱根の湯治客や旅人の食べ物の供給源として重要な役割を果たしていました。その中で夏の暑い季節には蒸した蒲鉾の表面を焼き、日持ちと味の工夫をした歴史があります。
 関西地方や中国地方でみられる焼蒲鉾は、蒸してから焼く、あるいは、焼き通しが一般的ですが、丸うの焼蒲鉾は小田原蒲鉾の風味をこわさないよう焼いてから蒸すという昔の作り方を再現することで、表面にはほのかな香ばしさ、そして全体には独特の歯ごたえを残すことができました。また、夏の食卓での食べ切りサイズということで200g500円とお買い求めいただきやすい自信作です。
 食欲のなくなりがちな季節に、高タンパク・低カロリーな焼蒲鉾を冷やして、さっぱりとした食感をお楽しみ下さい。

 
   

   
   

 
   
   
 

     
 

夏休み親子手作り教室開催のお知らせ

 
   

 
   
 

     
 

 お魚(アジ、イワシなど)から蒲鉾の原料になる「すり身」をつくり、その後、手づくりで「焼きちくわ」「さつま揚げ」などをつくっていただきます。
 親子で楽しく夏休みの思い出づくりをしましょう。

 
   

 
   

 
   
   
 

     
 

月  日 8月8日、8月22日
時  間 午前10時30分より12時まで
場  所 丸う本店実演コーナー
募集人数 1日6組限定(申し込み先着順)1組5名まで。
申し込み方法
 下記の電話番号にお申し込み下さい。
 後ほど参加資料をお送りいたします。

参加料は無料です。
お持ち帰りできませんので、その場で召し上がっていただきます。

 
   

   
 

     
 

 丸う田代では、かまぼこ手作り実演の見学・体験コーナーを本店内に開設しました。
 毎週日曜日と祝日の午前10時30分より開催しています。
 なお、人数がまとまれば、ご希望の日時に開催いたします。詳しくは電話にてお問い合わせ下さい。

 
   

 
   
 

     
 

穗絮(ほわた)って
 すりつぶした魚の身を棒状の物につけて焼きあげた食物が蒲鉾の起りと言われていますが、その形は蒲の穂によく似ています。
その蒲の穂が熟すと淡黄色の絮(わた)となり、風に誘われて飛び散るのです。これが「穗絮」です。
 このお便りを読んで下さった皆様に、丸うをより可愛がっていただけたらという思いをこめ、風に乗る「穗絮」と名付けました。新しいおつきあいも芽吹きますように。どうぞよろしくお願いいたします。

 
   

 
   
 

     
 

お店の紹介 (小田原・箱根周辺)
 ・小田原市浜町 丸う田代本店
 ・小田原駅構内 箱根登山小田原名産店
 ・小田原駅前  箱根登山地下街店・ますや本店・ますや地下街店
 ・箱根湯本駅前 箱根登山湯本名産店・箱根登山湯本駅前店
         菊川商店・福住屋・山六ひもの店
 ・箱根芦ノ湖畔 箱根関所跡売店・富貴・末廣堂
 ・小田原市早川ターンパイク入口前 味の名産店
 ・国道1号沿線地球博物館前 鈴木商店・箱根登山入生田店
 ・国道255号沿線東名大井松田インター手前 さかえ本店
 ・国道135号沿線西湘バイパス石橋インター手前 ひろいし
 ・東名高速 足柄・海老名サービスエリア・港北パーキングエリア

 
   

 
   
 

     
 

店主の独り言
 丸うの顔は?どんな人が作ったの?という声に応え、丸うのミニ新聞を発行することにしました。
 限られた紙面の中で思いを伝えるのはなかなか難しいものですが、皆様に楽しく読んでいただけるように努力してまいります。
1年に4回、季節の変わり目にご挨拶いたします。
 下記、丸う本店まで、ご意見・ご感想をお寄せください。粗品を差し上げます。
 なお、冷酒の
○△□についてのご質問も、店主がお受けいたします。