2000年 第4号
ご存知ですか その4
丸う本店の一角に作られた「かまぼこ伝統館」は、小田原市の街かど博物館の認定をうけ、ささやかながら蒲鉾の知識を得られる場所となっています。その中から、今回は小田原蒲鉾の起源について最新情報をお知らせします。 小田原蒲鉾の起源は、徳川幕府の大久保城主の頃からという説がいままでは定説でしたが、最近鎌倉の在る旧家に所蔵されていた文献から小田原蒲鉾が北条氏時代にすでにおもてなしの品として使われていたことがわかりました。なんと、従来の説より400年あまりも起源がさかのぼったのです。詳しい文面は伝統館でご覧ください。
こだわりの素材 その4 まいわし
一般にいわしといえばまいわしを指します。体の側面に黒点があり、2年で15センチ前後の大きさになります。漁場は日本沿岸各地で、漁獲量の変動が大きく、最近は水揚げ高が減少しています。かつての大衆魚が高級料理の食材に利用されたり、栄養面、健康面で注目される「優れもの」に変身しました。今やすっかりなじみになってきましたドコサヘキサエン酸(DHA)は、いわしなどの青魚の脂肪に多く含まれ、脳の発育促進ばかりでなく、痴呆症予防、ガン予防、視力低下予防、血栓予防、高血圧予防、動脈硬化予防などに有効なことがわかっています。しかしながら、青魚は生臭いとか、食べづらいとかとかく好き嫌いがある魚のようです。丸うではどなたにも好まれる商品作りに心がけています
季節の蒲鉾 ひなまつり蒲鉾セット
少し小ぶりの紅白蒲鉾と、新作手作り孔雀巻きの詰め合わせです。ひなまつりのお膳にぜひご利用ください。 本店ほか市内お土産店で2月25日ごろから販売いたします。
店主のおすすめ
蒲鉾の最もポピュラーな食べ方は「板わさ」だと良く言われます。実際、丸うの蒲鉾はわさびとの相性も考えて少し甘めに作られています。そしてそれなら、お相手のわさびにもこだわりたいもの。生わさびのすりおろしとわさび漬、どちらも蒲鉾との相性は良いのですが、店主の一押しはわさび漬で、まず、何も付けずに蒲鉾だけ、次に蒲鉾にわさび漬をたっぷり乗せて一口で、最後にわさび漬を味わう…このリズムはまさに「板わさ」の醍醐味です。
丸うの職人4 田上誠二
今回の職人は丸うではちょっと異色の職人です。 丸うに来る前はラーメン屋の主人、それが丸うにアルバイトとして入り、職人の魅力に取り付かれ、以来、今日があります。 小田原成田の工場次長として「いわし揚げ」などのヒット商品を生み出しています。
いわし揚げ
黒はんぺん
いわしの良さを多くの人に知っていただきたいと考え作りました。 いわしの生臭みをとり、丸う独特の味に仕上げてあります。食べやすい大きさで、お年寄りからお子様まで、どなたにも喜ばれる逸品です。
黒はんぺんは焼津の名産ですが、丸うでは、いわし、あじ、たらを混ぜて作りました。 独特の深い味わいと弾力のある食感は蒲鉾作りのノウハウが活かされています。
小田原かまぼこ桜まつり
3月25、26日と4月1、2日の2回にわけて小田原城址公園銅門広場で開催されます。 小田原蒲鉾組合の老舗14社の職人が競い合う、桜をテーマにした創作蒲鉾の展示や販売、各社の蒲鉾の味を食べ較べる「ききかま大会」と楽しいイベントが盛りだくさんです。 今回から、蒲鉾板に詩を書く「三行詩」募集を行います。板1枚に1行を書いて3枚でメッセージをまとめるというユニークなコンクールです。賞金総額30万円という大イベントですので、ふるってご応募ください。なお、受賞者発表は4月2日会場で行います。ぜひ、おでかけください。
親子手作り教室
ひなまつり
蒲鉾の原材料のすり身から椀種の「梅花」やあられかまぼこなど、ひなまつりにふさわしい細工蒲鉾を手作りで製作します。月 日 2月27日(日) 3月 5日(日)時 間 午後1時から3時場 所 丸う本店実演コーナー募集人数 1日6組、1組4名まで (申し込み先着順)参 加 費 材料費として大人1人1,000円 子供(12歳以下) 1人 500円申し込み方法 下記の電話でお申込み下さい。 後ほど、資料をお送りします。
穗絮(ほわた)って すりつぶした魚の身を棒状の物につけて焼きあげた食物が蒲鉾の起りと言われていますが、その形は蒲の穂によく似ています。その蒲の穂が熟すと淡黄色の絮(わた)となり、風に誘われて飛び散るのです。これが「穗絮」です。 このお便りを読んで下さった皆様に、丸うをより可愛がっていただけたらという思いをこめ、風に乗る「穗絮」と名付けました。新しいおつきあいも芽吹きますように。どうぞよろしくお願いいたします。
店主の独り言 早いものでもう第4号になりました。昨年の年末は、丸うの商品をご利用いただきまして誠にありがとうございました。本年もおいしい商品を製造してまいりますので、よろしくお願いいたします。また、本誌「穂絮」は、これからも、私のペースで作ってゆきますが、楽しくてためになる情報を掲載していきたいと思いますので、本誌に対するご要望、ご感想やお気づきの点がありましたら、ぜひ、お知らせください。
TEL 0465−22−9221
お問い合わせ
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